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今年の世界環境デーでプラスチック汚染が注目され、ブループラネットIIの衝撃的な映像が長く我々の記憶に留っているので、今我々をもっとも恐れさせれいるものがプラスチックに思えるのも当然です。BBCの子供500字作文コンテストですら「プラスチック」という言葉を作文で最もよく使われた文字としてランキングしました。

しかしプラスチックを「悪い材料」として悪魔化するより、もう少し建設的になる必要があります。私個人としては、プラスチックの存在を非常にありがたく思っています。とても便利で、多くの場合生活をより楽にしてくれるので、あえて言うなら私を幸せにしてくれています。

なので、コーヒーはいつもブラックで飲むから使い捨てのマドラーは使おうと思ったことがないと傍観しながら罪悪感を癒すのではなく、代替案を考えています。

問題を明確にしてみましょう。問題なのはプラスチックの存在ではなく、プラスチックによる環境汚染、とくに海にあるプラスチックです。では、どのようにプラスチックは海にたどり着くのでしょうか。無神経な人がサウスエンドピアーでフィッシュ&チップスを食べた後のチップフォークを海に投げ捨てるからでしょうか。

海にあるプラスチックの大部分は、廃棄物の不適切な管理によるものだということが分かかっています。海に廃棄されるプラスチックの60%以上が中国、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムの5カ国だけから来ています[1]。じゃあ国連がこぞって「海にプラスチックを廃棄しないこと。さもないとひどいぞ!」とつっかかってはどうでしょうか。

海の廃棄プラスチックの95%は10本の川だけから届いている

意図的に海に廃棄しているのではないようです。The Helmholtz Centre for environmental researchの研究結果では、海の廃棄プラスチックの95%は、10本の川からのみ来ていることを発見しました[2],[3]。つまり地上のプラスチック廃棄物が川に堆積し、それが海に流れ着くことが実は大きな問題なのです。

ちょっと待って!プラスチックだけが川にたどり着くわけではないですよね。プラスチックは(特に空きペットボトルは)浮くので川の流れに乗って移動するでしょうが、他にもガラス、紙、金属、そしてさまざまな廃棄物が川に流れ着くのではないでしょうか。この10本の川は泳いだり飲んだりしたい川トップ10には入らないでしょうね。これらの河川はとてつもなく汚染されているはずです。

私は仕事上、プラスチック汚染問題に巨額の投資をすることが大きなビジネスになることを知っています。企業は、プラスチックの使用に責任を取ろうとしていること、そして製品からプラスチックを排除しようとしていることも必死にアピールしようとしています。

的を絞った解決策

このお金をより有効に使うには、10本の川だけに焦点を当て、川沿いに住む人々により良い廃棄場と公衆衛生を提供することかもしれません。

10年前国連は、10億人以上の人々がきちんとしたトイレを使えないことを強調し、適切な公衆衛生の取り組みを行いました[4]。もしかしたらより良い廃棄物処理のための新しい取り組みが問題をより建設的に対処することができるかもしれません。この問題を抱える貧しい国のために、国際援助がどのように関わることができるか見る必要があります。裕福な国にとっては、国際的な圧力が間違いなく価値ある変化をもたらす分野です。さらに裕福な国に援助の申し出すらしましょう。

ゴミの価値を認識する

最終的な問題は、ゴミが価値のないものとして見られていることです。原油が最も価値のある資源と思われている世界でこれは奇妙です。我々のゴミ箱は、高度に精製した天然資源(鉱石から取れた金属、炭化水素ととんでもなく栄養豊富な食品廃棄物を高度に精製して出来たプラスチック)の金山です。廃棄物は価値が高いということに気付くのが早ければ早いほど、廃棄物問題を解決する気になるのも早いです。

Author
Steve Thomas
Senior Consultant

Steve is a senior consultant in the Applied Science Group and works on integrating chemistry and materials science into product development and systems engineering.