次世代の 診断ソリューションを 革新

ケンブリッジコンサルタンツでは、 最新のセンシング、 医用イメージング、 データ分析、 および最先端の エンジニアリング技術を駆使し、 より対象を絞り 動きのある 個別化医療や、 劇的かつ 根本的な 次世代の 診断ソリューションを 提言・開発しています。

分子診断と 最先端の リキッド バイオプシー技術を通じて、 慢性疾患・急性疾患の 管理を 変革しています。

個別化医療の 時代に応える

診断自体や 医薬品は、 より個別のニーズに 対応できるよう 個別化医療に 舵を切っています。 個別化治療では、 遺伝物質の調節と サンプリングや、 検査対象である 特定細胞の 分離に係る 対費用効果が高く ターゲットを 絞りこんだ アプローチが 必要となります。

当社は、 マイクロ流体力学、 単一細胞の分析と 操作に関する 専門知識に加え、 ディープイメージングと データ分析の 経験により、 お客様が 患者固有の 治療法を生み出す サポートをしています。

当社が誇る 検査サンプルの 準備・ 処理操作手法や システムに対する 深い理解

より特定的で 複雑な クリニカルパスが求められる 昨今では、 検出用(RUO)から 体外診断用医薬品(IVD) あるいは ポイントオブケア(POC) 診断時デバイスへと 移行するにつれて、 医療現場の 検査が 分散化するという課題に 対応する必要があります。 また、 これまでの 複雑で ラボベース行ってきた 手順を、 個々の スタンドアロンデバイスに システムとして複製する 必要性も出てきています。

これらのシステムは 多岐にわたり、 マイクロ流体工学や マイクロ液滴操作のほか、 エレクトロウェッティング、 せん断力の導入、 複雑な制御システムなどの 検査手法を 理解しておく必要があります。 また、 最新システムでは、 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)などの 厳密な熱制御も 必要になっています。 当社は これらの手法についても 深い知見を持っています。

リキッド バイオプシーと 癌

日常的に 実施可能な 血液検査を通じて 患者の健康状態を 監視する機能は、 今後の 癌治療において 革命とも言える 変化を 起こしています。 当社は、 エンジニアリング、 設計、 デジタルヘルスの 専門知識を 組み合わせることで、 お客様が 個別化医療の 道を推し進める お手伝いをしています。

これまで 複雑な 医療機器を開発した 数々の実績を通して、 当社は デジタルPCRや 次世代シークエンシングなどの 最先端の テクノロジーを活用し、 高度な リキッドバイオプシー診断 プラットフォームの 開発に成功しています。

ライフサイエンスと 当社専門分野である 機械学習や AI

当社との協業を通じ、 大量のゲノム、 分子、細胞、 患者データを処理し、 新しい化合物、 治療法、 生物学的標的、 クリニカルパス、 臨床試験参加者を より速いスピードで 特定することができます。

当社の 世界トップクラスと実証された 機械学習機能を 導入し、 画像と データの分析、 音声、 睡眠、 その他生理学的 マーカーパターン検出の 実用的な システムを 開発することができます。

ライフサイエンス業界での 分析調査

ライフサイエンス市場の お客様の 差別化のためにも、 日々革新を遂げる 優れた デジタル・ トランスフォーメーションを ユーザーや 患者に 提供するための イノベーションが 急務です。 多くの企業は、 優れた ライフサイエンスの アイデアからスタートし、 それを開発するための 資金集めが 必要となります。 しかし、説得力のある ビジネスケースを 作成するには、 市場のニーズ、 既存製品の限界、 特定セグメントの 潜在的な 成長を 明確に理解し、 計量化する必要があります。

当社の 戦略コンサルティングチームは、 一次および 二次市場調査、 買収のための テクノロジー デューデリジェンス、 コアとなる ビジネス事例の 情報編集を 専門としています。 多くのお客様が 当社を活用し、 更なる資金調達に備えるために、 この初期調査を 実施しています。

合成バイオの 可能性

ライフサイエンスと 診断デバイスの開発は 複雑な作業であり、 成功させるには 多様な スキルが必要です。 当社では、 エンジニアリング、 生物学、 物理学の テクノロジー分野の プロである社員が 密に連携したチームを組み、 貴社のアイデアを 製造可能で 実用化するまでに必要な 開発力と 知見を 提供することができます。

また、 お客様ご自身の 専門知識と経験は、 当社チームと 協業することによって、 開発リスクを より適切に 管理することができます。 また 信頼性が高まり、 開発計画が短縮され、 市場の潜在ニーズに 素早く対応し 差別化した製品を 迅速に 世に送り出すことも 可能にします。

ライフサイエンスの イノベーションを担う お客様のために、 当社の専門分野の一例として、 化学分析、 バイオロジカルシステム、 合成生物学、 エンジニアリング および機械設計、 コンピュータ計算、 マイクロ流体力学から ユーザーエクスペリエンス(UX) 光通信学(フォトニクス)・ 光学、電子工学、 ソフトウェア、 MEMS、 高度機械学習、 ライフサイエンス・ラボ、 合成生物学ラボ、 流体ラボ、 光学実験室、 量子コンピューティング、 データ分析、 ロボット工学などがあり、 あらゆる側面から サポートできると考えます。

中でも合成バイオは新分野ではあるものの、今後大きな発展が期待されています。合理的なエンジニアリング的手法をバイオテクノロジーと組み合わせることで、安定した食糧供給や新規抗癌剤の開発など、人類の抱える大きな課題の一部を解決するポテンシャルを秘めています。この20年で技術は大きく進歩し、合成バイオで成し遂げられる可能性に世界的に関心が高まっています。

当社が誇る 幅広い専門分野

ケンブリッジ コンサルタンツが 提供できる 価値を ご説明いたします

ニュース&インサイト

Bioprocessing meets machine learning
マーケットトレンド

バイオプロセスと機械学習の融合が細胞治療の突破口となる

2023年 03月 8日

生物学者とAI専門家による対話:バイオプロセシングと機械学習の融合に何が必要か

  • AI・アナリティクス
  • バイオイノベーション
  • Cell and gene therapy
  • Synthetic biology
Quantum cloud computing
マーケットトレンド

量子クラウドコンピューティングとデジタルサービスのイノベーションによる、極めて競争力の高いビジネスモデルの創造 

2023年 03月 1日

「量子コンピューティングとは何か?」という問いを、引き続き世界中の経営幹部から頻繁に耳にします。ケンブリッジコンサルタンツは、物理学者、技術者、設計者など多領域にわたる専門家チームが、量子技術により実現可能な輝く未来につながる道筋造りのお手伝いをします…

  • クラウド・ スケーラブル システム
  • デジタルサービスの 革新
  • イノベーション マネジメント
  • 戦略的 アドバイス
quantum sensing for life sciences
マーケットトレンド

ライフサイエンスにおける量子センシングの可能性

2023年 01月 24日

弊社は量子センシング技術のリーダーであるスイスのQnami社から、バイオメディカル分野においてNV磁力計が臨床的価値を提供し、新たなビジネスを生み出す可能性のあるアプリケーションを特定するよう依頼されました。

  • AI・アナリティクス
  • イノベーション マネジメント
  • 物理学
  • 戦略的 アドバイス

Leap:小型カメラが血管内画像技術を破壊

2018年 10月 9日

「Leap」が血管内手術を大きく変えます。使い捨ての高解像度超小型カメラが静脈と動脈内のデジタル視を初めて可能にしました。

ライフサイエンス  マーケットにおける インサイト

技術・ツール・設備

Life Science Labs

ライフサイエンス・ラボ

厳格に管理されたクラスIIラボは、規制管理された環境下での医薬品、ライセンス物質、有害物質、およびヒトサンプルの取り扱いと実験のために特別に設計されています。また当社の設備には、試作品や製品の厳密な検証と品質保証のための測定機器、顕微鏡検査装置、製品試験装置が備わっています。

Synthetic biology lab

合成バイオ・ラボ

ケンブリッジ本社の微生物学ラボでは、微生物の遺伝子組み換えを実施することができます。当社の施設は、病原菌株を扱うためのバイオセーフティ・レベル 2であり、社内ライブラリにより、迅速なモジュール式 DNA の設計と組み立てが可能です。特にヘルスケアおよび産業用バイオテクノロジーの可能性に向け、バイオ・センサーとして機能する微生物に注力しています。

Microfluidics lab

マイクロ流体ラボ

当社のマイクロ流体ラボは、クリーンルームにおいてポリジメチルシロキサン(PDMS)マイクロ流体デバイスの試作品を迅速に開発するための設備を備えています。最先端の顕微鏡検査で機能するテスト・カートリッジを光学的に検査し、スプレーテック・レーザー回折システムで粒度分布を測定することが可能です。

光学ラボ

光学ラボ

光学ラボでは、複雑で高精度な光学レイアウトを構築することができ、一般的に実装前のプロトタイプ設計や新技術の検証に使われます。ハイパワー(クラス4)レーザー加工用の設定可能なインターロック制御エリアを備えた6台のハイスペック光学ベンチと、干渉法、分光法、低ノイズ蛍光画像法、そして光子計数のための専門設備を備えています。ひとつのスペースを別々のレーザー制御エリアに分割することにより、複数の実験を同時に行うことができます。そのため、装置の台数にとらわれることなく創造的なソリューションを開発することができるのです。

Electronic production

電気・電子機器生産設備

当社の製造設備は臨機応変に様々な場面に対応できます。電気・電子機械製品の製造に最適で、迅速に非常に高品質な製品を製造することが可能です。業界標準の設備を活用し独自のPCBAを構築し、設計時に製造実現性を確保することができます。独自のEPD施設を持つことも開発に非常に役立ちます。CADでDFX要因を検証し、テスト結果を早期に設計プロセスにフィードバックします。
 

Prototyping workshops

プロトタイプ生産工場

メカや電子基板プロトタイプ生産工場では、アイデアを実現し、製品価値を説得力をもって実証するプロトタイプを生産しています。試作品は、ISO 9001、ISO 13485、およびISO 14001規制に準拠した極めて高い品質基準を維持しています。最新のCNCおよびフライス盤、旋盤、溶接設備、ワイヤーハーネス、ケーブル組立て工具を使用することにより素早くパーツを製造し、検証作業やユーザートライアル用向けに実物大で動作可能なプロトタイプを組み立てることができます。